家族で地方移住したい!何から始めれば良い?【実体験をもとにお伝えします】

この記事を読んでくださっている方は地方移住に少なからず興味のある方かと思います。私の場合は夫、娘と3人で移住しましたが、単身で地方移住を検討される方も多いのではないでしょうか?

今回は実際に移住を考えた際にやらなければいけない事、決めなければいけない事についてをお伝えします。移住というと漠然と大変なイメージを持たれる方もいるかと思いますが、しっかり計画を立てて動けばあとは勢いで進めていくだけです。笑
記事を通してお役に立てる事が出来れば幸いです。

目次

地方移住に向けてやるべきこと

それでは、移住を決意してから具体的にやるべきことを考えていきましょう。

何のために移住したいのかを明確にする

移住したい!と思ったということは何かそこに理由があるはずです。まずはその理由を明確にしましょう。自然の多いところで暮らしたい、新しい土地でチャレンジしてみたい、農業に挑戦したいなど、「何のために移住するのか」をはっきりさせる事が大切です。ここがブレてしまうと、いざ移住してつまづいた時に目的を見失ってしまいます。自分の心を整理する事がとても大切です。

家族と話しあう

家族と暮らしている方は、自分の気持ちを家族に伝えましょう。もしお子さんが学校に通っているならば転校の可能性も出てきます。また、ご主人も転職の必要があるかもしれません。先ほど決めた、「何のために移住したいのか」という目的、それが家族にとってプラスになるかどうかを話し合いましょう。

ここが一番重要で、移住は個人の意思で実現できるものではありません。一緒に生活する家族がより楽しく充実した日々を過ごすことが出来なければ、いづれうまくいかなくなることも。お互いを尊重して住居地を決めていきましょう。

譲れないものは何なのかを整理する

移住にあたって譲れない事を確認しましょう。具体的にこの場所というのが決まっているのか、暖かい土地を希望するのか、車が無くても生活できるところなのか。人によって優先順位は変わってきますので、何が自分にとって上位に来るのかを改めて整理した上で移住地を検討しましょう。

移住フェアに参加する

実際に移住フェアに参加してみましょう。各自治体や県ごとに定期的に開催しているところが多くあります。市町村がブースを出していたり、実際の移住者の話を聞けたり。具体的に仕事探しの相談に乗ってくれるブースもある場合があります。

移住するにあたってはその場所の良いところはもちろんですが、現実的なところを知っておいた方が絶対に良いです。行ってみて思っていた感じと違ったといった状況をなくすため、積極的に質問して実際の生活についての様子を聞きましょう。

最近ではオンラインで移住相談会を行っている自治体もありますので、検索してみてはいかがでしょうか?東京都にある「認定NPO法人ふるさと回帰支援センター」と、同法人の西日本拠点である「大阪ふるさと暮らし情報センター」では移住に関するイベントや情報発信をしていますので、ぜひ参考にしてみてください。

ふるさと回帰センターはこちらから

移住地・仕事の決定

情報収集が終わったら、移住地を決定します。住む家などは仕事が決まって方でも良いかなと思います。

「都市を決める→仕事を決める→家を決める→学区と保育園などの確認」この流れがスムーズかなと思います。

実際に我が家は、私は在宅勤務が決まっていたので転職無し、夫は新天地で転職となりました。このご時世もあり面接はリモートでしていただき、内定をもらいました。デメリットとしては実際の勤務地を見る事なく決める事になるので、時間に余裕のある方は一度直接会社を訪問した方がよいかと思います。(面接担当は本社の人事、一緒に働く人は勤務初日に初めて会う、なんて事にもなるので。)

住む家を決める

次に住む家を決めます。行けるのであれば現地に赴くのが理想です。またまた我が家の話で恐縮ですが、時間がなくネットの情報で決めたところ思っていた以上に線路が近く、電車の音がうるさい・・・。終電早いし夜中は静かだろうと思ったら貨物列車が1時間に1本ほど轟音で通り過ぎるというストレスが。

最悪グーグルマップで周辺環境はしっかり確認した方がいいですね。泣

学校や保育園の手続き(ファミリーの場合)

お子さんがいらっしゃる場合は、学校や保育園などに継続して通えるよう手続きが必要です。特に保育園はご存じの通り途中入園がとても難しい・・・。運よく認可に空きがればラッキー。企業主導型や認可外保育園の情報も調べて、安心して通わせられるところを選びましょう。

余裕を持ったスケジュールで納得のいく移住を

いざ移住を決めると、やらなければいけない事が多すぎて時間がいくらあっても足りません。移住地での準備と現在の居住地の片付けなど、家族分の荷物をすべて荷造りし終えたのは当日の朝でした。泣

焦ってイライラしてしまうこともありますが、出来るだけゆとりを持ったスケジュールで動ける事が理想ですね。最後に我が家の移住までのスケジュールをお伝えします。これは良い例ではないと思うので、参考までに。

2020年9月移住決定
2021年12月夫退職
2021年2月転職先決定
2021年3月初旬家決定
2021年3月中旬保育県決定
2021年3月31日引っ越し
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この記事を書いた人

2021年4月に生まれ育った新潟にJターン移住。完全在宅勤務をしながらゆるゆると地方都市暮らしを満喫しています。副業でWebライターのお仕事もしています。

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